カウンセリングサービスの帆南尚美です。
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クリスマスも終わり、仕事納めをし、冬休みに突入された方も多いのではないでしょうか。

世の中がイベント続きであっても、自分のスケジュールには何の関係もないぞ、というとき、

ふん、忘年会は騒がしいから好きじゃない、とか、私は毎年初詣は行かない事にしているの、など、人からのお誘いを無下に断ったり、

あるいは、日本人はホントにイベント好きよね、などと蔑んだように言いたくなったりもします。

そして何かとツンツンとしたトゲのある態度になってしまいがち、かもしれません。
私がそうでした。

家に帰ると自分の部屋にこもって布団を頭から被り、早くこの嫌な気分が消えてなくなりますように、と祈っていた頃を思い出します。

ある時は、寂しさを紛らわすために、冬休みは1日もゆっくりせず、人との約束でスケジュールを埋め尽くしたりもしました。

これが寂しいときの、当たり前のよくある過ごし方なのかもしれません。

でも、せっかくの冬休みですから、今年は少しレベルの高い休日を目指してみませんか?

ここで言うレベルが高いとは、高級ホテルで食事をしたり、レディースプランで優雅なひと時を過ごすことではありません。(それはそれでいいですけどね。)

まずは、今、何を感じているのか、向き合ってみる、ということをお勧めします。

?それだけ?
と、思うかもしれません。
いつも嫌な気分を味わっていますけど!と思うかもしれません。

いえいえ、味わうだけではなく、何を感じているのか、寂しいのか、悲しいのか、何なのか、言葉にしてみるということです。

そしてもしそれを誰か受け止めてくれそうな人がいたら、勇気を出して、「いま寂しいみたい」などと伝えてみることです。

「そうなんた、寂しいんだ、辛かったね」と、言われる場合もあるし、「へ?」という顔で見られるかもしれません。

どんな反応であっても、ちょっとあなたに聞いて欲しかったんだ、ということを伝えて、相手の反応に期待しないことがポイントかもしれません。

ただ自分の気持ちを言葉にして伝えられたこと、それを褒めてあげませんか。

受け止めてくれそうな人がいないときは、とりあえずノートに書いて、言葉に表現できた自分を褒めてあげましょう。

今どのような感情を感じているのか、素直になれたあなたは、次のステージへの第一歩を踏み出したのだと私は思います。

使用済み 寂しい年末年始